年に2回開催される巨大蚤の市に行ってきました。
ここではカードが使えず、アプリのモバイル決算システムか現金のどちらかで支払わなければなりません。私は現金使用。お金が足りなくて買えず、悲しい思いをしないように少し多めに持って行きました。
毎回期待を膨らませドキドキしながら出掛けます。普段はここで沢山生地を仕入れるのですが...。
今回は思ったよりも生地が無く、結局買ったのは3点だけです。現金も用意し、意気込んでいただけに無念ですが、無理して買って後悔するよりは良かったと気持ちを切り替えました。実際、購入した生地はとても気に入っています。
左は60年代のウニッコ。頼まれて買ったものですが、落ち着いた色合いで素敵です。私が欲しい!
右側は茶色で描かれた木、木、木...。かなり大きいので使い道に少々困りますが、一目で気に入り買いました。
大半が個人出店者です。着なくなった服や細々とした生活雑貨で溢れている会場。集中して全てを見るには体力と気力が続かず、スルー能力が必要です。私がスルーした中にはきっと掘り出し物があったでしょう...。仕方ないと割り切るしかありません。
そんな中、業者出店もいくつかあります。
素敵な食器や家具に雑貨。見せ方もさすがプロ。人を引きつけ、沢山の人だかりになっていました。
musse pigg!
ムッセピッグ??上段に座っている彼です。
そう、ミッキーマウス。スウェーデンではムッセピッグと呼ばれています。誰ですかそれ?ですね。逆に新鮮。これは50年代くらいのミッキーでしょうか。なで肩で肩紐のずり落ちに親近感を覚えます。
会場は乾燥していて、目がしばしばします。喉もカラカラ。そして今回は収穫も少なく...。しかしそれでも楽しい!そんな浮かれポンチな(古くて失礼)私が撮る写真はいつもこんな感じです。
はい!またしても!
気持ちがあちこちに分散している為、何が撮りたいのかわからない写真です。
今回は掛け時計が欲しかったのですが、これもなかなかピンと来るものがありませんでした。
次はまた半年後。とりあえず買っちゃおう!と妥協せず、欲しいものに出会うまで気長に待ちたいと思います。
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迷いながらも買った、2m強程ある赤地に花柄の生地。(詳細はこちら)
旅行時に衣類を分けてスーツケースに収納出来るよう、いくつかの袋を縫いました。
右端は41cm×52cmの大きいサイズ、他2つは31cm×40cmです。
日本への帰国時、私はあまり服を持って行きません。日本で調達するから!ではありません。ただ単に荷物を少なくしたいだけです。大半がお土産でいっぱいになってしまうし、帰りも大量に日用雑貨を買い込む為、なるべく身軽でいたいのです。
真冬の衣類はかさばりますが、それ以外はこの3袋でどうにかなるかな、と思っています。
底はマチをとり、内側にはツルツルの裏地を使用しました。
衣類を出し入れする際、綿だとどうしても滑りが悪くてストレスになります。でもこれなら大丈夫。出し入れはスルスルーです。
口部分は釦かマジックテープか、他にも散々迷いましたが、入れる量によって大きさを調整出来るよう、底と口部分を紐で結べるようにしています。
これらが9割方できた時、私は失敗に気付きました。
工程を間違え、かなり面倒臭い方法で縫っていた事が発覚。ショップで売っている商品にも同じ仕様のものがあり、それはきちんと出来ているのに何故でしょう...。勘が鈍るとはこういう事でしょうか。ちょっとショックでしたが、自分のものだったのがせめてもの救いです。この失敗、次に生かして成仏させる他ありません...。
この他にも、靴下やタイツを入れる巾着も作りました。
底のマチはたっぷりあります。
左右に紐を引っ張ると...。
お弁当袋?
実際何を入れてもいいのですが、お弁当を持ってどこかに行きたくなりました。
ただ...
今の私には持って行くところも作ってくれる人もおらず、その上弁当箱さえございません。私ってかわいそう...!
って全部何かのせいにしていますが、知っています。もし弁当箱があっても料理は苦手、そして出不精。全くかわいそうじゃありませんね。
なにはともあれ、次の旅行が楽しみです。
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今月発売の雑誌retroは見所満載でした。
どの記事も外せない!けど!先日書いたアンナちゃん(こちら)の作者特集が組まれていて、真っ先に読んだのはそのページでした。
あぁ!みんな勢揃い。
インゲルさんとラッセさんがご夫婦で制作していた絵本の紹介です。
最初は夫のラッセさんが新聞に漫画を載せていましたが、いつも何かが足りないと思っていたそうです。そこで妻のインゲルさんにお話を書いてもらったところ、その何かがぴたりと当てはまった。との事です。スウェーデンの家庭には彼らの絵本が一冊は必ずあると言われる程、大人から子どもまで人々の間に浸透しています。
代表作、おばけのラーバンシリーズ。
そして同じく有名なアンナちゃんシリーズです。
違う作品も含まれていますが、上段左から2番目と右端の2冊は幼い頃私も読んでいました。もちろん日本語で。30カ国語に翻訳されている中でも、早い段階で興味を示したのが日本だったと書かれていました。
インゲルさんは自分の子ども達や孫からインスピレーションを得ていたそうです。
実際、彼らの子どもであるマティアス君が主役の絵本も出版されています。その中に出てくる場面も紹介されていました。
アトリエでは実際こんな感じだったのでしょう。
パパにしてみればインクがこぼれて大変ですが、マティアス君は遊びたい...。
そんな数あるご夫婦の絵本ですが、気になりすぎるシリーズを発見。
いぬー。まるいいぬー。長靴はいてるー。
”丸い犬と底なし沼”的な題名の絵本です。
どうしたらこんなに可愛い絵がかけるのでしょう。唯一無二。
”また来たよ、丸い犬”という題名の本もありましたが、内容が気になって仕方ありません。
これからは古本屋さんで探してみようと思います。
楽しみが一つ増えて嬉しい限りです。
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引っ越してから4ヶ月が経つというのに、我が家ではまだ揃っていないものがいくつかあります。どうでもいいものは買いたくないので、気長に探しています。
そんな日々に朗報が舞い込みました。
彼のおばあさんが使っていた家具があるんだけど、欲しかったらあげるよ。と叔父さんが連絡を下さり、早速先日届けてくれました。
戸棚式の書き物机です。
似たような家具が彼の実家にもあり、私もいつか欲しいと思っていました。残念ながらおばあさんは彼が子どもの頃に亡くなってしまいましたが、優しくて大好きだったそのおばあさんのモノという事が私達にとって嬉しさを倍増させます。叔父さんも家族以外にはなるべく渡したくないという想いがあったようです。古い家具にはそういった歴史が込められているのでいいですね。
上の部分を開くとこうなります。
ここにおばあさんは何を入れていたのでしょう?きっと誰かに手紙も書いた事でしょう。いつかあの世で訊ねてみたいと思います。
フタ部分には寄木細工が施されています。
使い込まれているので木材の色目には味が出ています。
全体写真でおわかりのように、引き出しや開きには取っ手がありません。
どうやって開けるのかというと...?
鍵です。
穴に差し込んで回してから鍵ごと引っ張ると開きます。不便さはありますが、大切なものをしまうにはもってこいです。というか、何十年もよく鍵が無くならずにいたな、と感心してしまいます。
我が家にある間に紛失しないようにせねば...。危ない。今から自信がありませんが、常に用心です。
私達はここに何を入れるのでしょう。
そういった事をもくもく考えるのも楽しいものです。
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先日パケ買いした歯磨き粉(こちら)ですが、私の体質にこれは合ったようです。切れていた口角端はみるみるうちによくなり、今ではあくびも楽々出来るようになりました。
その歯磨き粉はurtekram(ウルテクラム)という会社の製品です。
この字面...どこかで見たな。と思っていたら、我が家のキッチンに並んでいました。
調味料。
料理しないから全然わからなかった!
HPを見てみると、パスタやオリーブオイル、それに小麦粉など様々なものが売られていました。そもそもurtekramという名前の由来は、薬草やスパイスを売る商人という古いデンマーク語に由来しているそうです。1970年代にオーガニックな調味料を売るという名目で立ち上げられた会社だそうで、その後は環境にも負担をかけず、人にも優しいエコな商品を開発し、環境保護先進国であるデンマークの中でも草分け的な存在である...との事です。なるほど。
私にとって注目すべきは調味料ではなく、歯磨き粉然り、直接肌に使うモノ達でした。
カテゴリーには化粧水やシャンプーがあり、見つけたとたん釘付けに。
スウェーデンに移住後、こちらで買ったシャンプーと空気の乾燥の影響で頭皮が荒れてしまいました。いくつか試しに買ってみましたがなかなか合うものがなく、日本からわざわざ取り寄せて使っていました。それがあと一回分位しか残っておらず、また日本で買わないとなーと思っていたところ、このウルテクラムを発見。早速お店に行って買ってきました。
ノーマルヘア用のシャンプーとコンディショナーです。
HPに載っている色々な種類からいくつかピックアップしていたのですが、いざ店頭に行くと3種類しかなく...。大きい店舗はちょっと遠いし...という訳でローズの香りがするこの種類を購入です。
早速使ってみると...。
シャンプーはオーガニックにしては良く泡立ち、少しキツいと感じるくらいローズの香りが充満します。コンディショナーも超ローズか?というとそうではなく。髪に馴染ませている間、何かのお野菜を煮ている香りがします。ブロッコリー?いや、ごぼう?
自然臭。感じ方は十人十色でしょうが、決して嫌な香りという訳ではありませんし、乾いた後の髪はうっすらローズに包まれなんだか良さそうです。
頭皮に合うかはまだ様子見ですが、たぶん大丈夫そうです。
日本でもそうですが、自分の体質に合ったものを見つけるのは、なかなか難しいものです。これからもこれを使い続けていけたらと願わずにはいられません。
因みに、日本でもウルテクラム商品は購入出来るようです。
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