SIMPELT LIV

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    # サムライ

    日本に興味を持つ外国人が好きなもの、サムライ。

     

    当然そうではない人も数多いらっしゃいますが、ここ北スウェーデンでサムライな人々に度々出くわします。

     

    私のパートナー然り。

    忍者、剣術、侍、竹林、大好きです。

     

     

    引っ越しの際にとりあえず運び込んだ荷物ですが、出来る範囲で少しずつ整理しています。彼の本を分類しようとゴソゴソしていると...見つけましたサムライ達!

     

    samuraj

     

    原作・小池一夫、画・小島剛夕。

     

    そうです、劇画「子連れ狼」。スウェーデン語版その名も”samurai"。

    彼がまだ子どもだった頃にドキドキしながら買って読んでいたそうです。他にアメコミ的なものもありましたが、samurai含めて全て処分していいよ、と仕事から帰って来た彼はあっさり言いました。samuraiは...私が読みたい!という訳でこれだけとっておく事に。

     

    ただ88巻のうち9巻しかありません。しかもとびとびに。なぜ?

    でも勉強になるかと思い読んでみました。

     

    子連れ狼

     

    "Munnen är källan till all olycka."

    口は災いの元だぜ...

     

    なるほど。そのままですが。早速使ってみたいと思います。

    因みに、スウェーデンでこのことわざを使う習慣はないそうです。

    彼曰く、とても日本的だよね。そしてごもっともだよね。

     

     

    タイトルはsamurai。

    ただ吹き出しの台詞ではsamurajになっています。iではなくj。

    サムライ表記はスウェーデンアカデミーによってSAMURAJと正式に決められています。彼らにしてみれば当然の発音”J”でしょうが、初めて目にしたsamurajに私は少し衝撃を覚えました。言葉って面白い。

     

    そしてもう一つ衝撃だったのが、大五郎。

    手押し車に乗る拝一刀の息子です。

    彼の唯一といっていい台詞、”ちゃん!”。彼は父をそう呼びます。

     

    当然、chan!と書いても誰の事だか伝わりません。

    だから"PAPPA"。 ここではパッパ!です。

     

    着物でパッパ、殺陣でパッパ、劇画でパッパ。

    洒落ていますね大五郎。呼ばれたパッパはちょっとバイキングっぽく見えてくるから不思議です。

     

    そんな漫画の最終ページに、あるコーナーを見つけました。

    そちらについてはまた明日...。

     

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      # 使えないお金

      スウェーデンに新紙幣が出回ってから数ヶ月が経ちます。

       

      20、50、1000kr紙幣。

      旧紙幣のそれらは7/1から使えなくなってしまいます。ただの紙となるって不思議...。くれぐれもお間違えのないように!と随分前に国からお知らせが届きました。

       

      旧sedlar

       

      今日買い物に行ったローカルのお店では、これらの旧紙幣は受付ません!と書いてありました。もう? 使おうと思っていたのに。

      ギリギリは何事も気をつけないと思わぬ事があるものです。

       

      さて新紙幣ですが、このような方々が描かれています。

       

      sedlar 裏

       

      20kr。

      児童文学の神、アストリッド・リンドグレーンです。長くつ下のピッピも描かれていてかわいい。

       

      50kr。

      エーヴェルト・タウベ、詩人であり、作曲家、画家でもある多彩なアーティスト。航海をよくしていた彼に因んで、海とヨットもセットで描かれています。

       

      1000kr。

      ダーグ・ハンマルシュルド。国連事務総長を勤めたのと同時に、スウェーデンアカデミーの一員でもありました。無知な私は存じ上げませんでしたが、大変な人格者で後世に多大な影響を与えた方のようです。勉強になります...。

      893のお金だと冗談で言われる1000kr.紙幣、なかなか市場には流通しません。実物が見たかったらしいパートナーがわざわざ両替した為、ウチにありました。いつ使うのか気になります。私は是非使いたい。

       

      紙幣の裏はどうなっているかというと...

       

      sedlar 表

       

      生まれ育った場所や縁ある場所が描かれていて、スウェーデン地図にその地域が印されています。

       

      10月からは新たに100、500kr新紙幣とコインが加わります。

      そのうちにまた使えなくなってしまう旧それら。

      近年スウェーデンにご旅行される方は、思い切って使い切る事をお勧めします!

       

      私も使い切ります(言い訳)。

       

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        # 乙女と酔っぱらい。

        夏至祭にまつわるお話、続きです。

         

        夏至祭の晩にはマジックが起こる、あるいは特別な力が働くと言われています。

        その一つ、将来の旦那さんを知る、です。

         

        当日、7種類の花を無言で摘みます。

        その花を寝る時に枕の下に入れて眠ると、夢で将来の旦那さんをみる事が出来る、というものです。ちょっと、そんな乙女な事、この時代になっても...ってそうです、現在でも少女達によって行われているようです。

         

        私が得た情報によりますと、これを実行していい人には条件があります。

         

        それは未婚の女性。

        少女じゃなくてもいいんです。私も戸籍上は結婚しておりませんから、資格ありです。パートナー以外が見えても色々と困りますのでやりませんでしたが。

         

        言い伝えとは面白いものです。

        本当にみた人がいるのでしょうか?うそ?それも含めてあり?寛容で夢がありますね。

         

        そんな夏至祭は夜も長いです。

        文字通り、日が沈まないのでずっと明るいのですが、それとは別にお酒好きには長い夜なんです。

        この日はビールやスナップス(蒸留酒)を飲みます。飲み続けます。翌日になります。いつでも明るいので、今何時かわかってない人達に遭遇します。

         

        よく行くスーパーはあまり治安がいい場所ではなく、普段から酔っぱらいも多いのですが、週末は格別でした。若者ではなく、だいたいがご年配。ペットボトルのゴミ箱に話しかけながら笑い、その後ベンチで一人お喋りするおばさんや、白樺の冠を乗せたままヨロヨロしたおじさん、っておじさん?ここにも乙女?!

        普段よりパトカーの音も良く聞こえてきます。都心に行くほど警察は忙しくなる、と聞いた事があります。

         

        人に迷惑がかからない範囲であれば多少羽目をはずすのもたまにはいいですね。飲めるものなら泥酔し、私もゴミ箱に話しかけてみたいものです。

         

        夢と現実が入り交じる楽しいスウェーデンの夏至祭でした。

         

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          # 夏至祭2016

          金曜日は夏至祭でした。

          クリスマスと同等にスウェーデンでは大事なイベントです。

           

          1953年以前は毎年6/21が夏至祭でしたが、それ以降は19日〜25日までの間の金曜日と決められています。なので今年は6/24でした。

           

          私は彼の一家と近所の教会へ。

          神への祈り...!ではなく、そこの敷地内でお祭りがあるからです。

           

          stången

           

          民族衣装を着た方々が何やら運んでいますね。

           

          これは夏至柱です。

          白樺の枝や葉をぐるぐる巻き付けた柱は、1300年〜1400年頃にドイツのメイポールから来た文化のようです。

          民族衣装をまとった方々が担ぎ上げ、周辺をぐるっと一周廻ってから立たせます。その瞬間を一目見ようと、観光客や地元の人々が押し寄せています。

           

          stången

           

          もうすぐまっすぐに...!

           

           

          そして他にも欠かせないもの、音楽。

          おとぎ話から出てきたような一団が生演奏しています。

           

          musik

           

          お決まりの歌のようで、彼は口ずさんでいました。音程はともかく、楽しそうです。私は適当にハミングで我慢。

          この演奏に合わせ、立った柱の廻りを人々が輪になって踊ります。その時にはお腹がすいたので、日陰でむしゃむしゃしていました。なので写真はなし。

           

          この食事も決まっています。

          夏至祭にはニシン、新じゃが、サワークリーム、そしてアサツキみたいな刻みネギ。って普段も食べているんですが。そしてデザートにはイチゴです。私がむしゃむしゃしていたものは義母特製骨付きチキンです。ん?チキン?でも美味しかったので何も問いません。片手でギャートルズ!

           

          そんなズートルギャな私が欲しかったもの。

          冠です。

           

          midsommarkrans

           

          柱を作る時に使った白樺の枝葉を使って冠を作り、頭に乗せます。

          これを作れるブースがあり私も参加したかったのですが、家族は乗り気ではない感じで断念。一人で居残って参加でも全く寂しくありませんが、夏至祭に一人なんて!という空気で行動出来ず無念です。家族で一緒に楽しみましょう!と事前に言われてもいたので、ぐっと我慢...。いや、家族は好きだし大事なんですけどね、来年どうしたら参加できるのか、パートナー協力の上計画を練りたいと思います。

           

          そんな感じで終わった今年のお祭りですが、この晩に起こると言われているマジックがあります。

          それについてはまた明日!

           

           

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            # 一進一退

            骨折した左手首のギプスをついに取る事が出来ました。

             

            最後の2日間は指先がだいぶ動かせるようになり、痛みも和らいで順調に回復に向かっていました。そうなると早くギプスを取ってしまいたくなります。そして掻きたい。中が痒くて仕方がない...。

             

            しかし不安な問題が一つ。

            それは未だ見ぬ傷口と直面、ということです。

            同じ箇所を同様に手術した義父は傷口4.5cmで6針。それをふまえてオープンするギプスを凝視していると。

             

             

            わお。

             

            ドン引きでした。

             

            傷口は6.5cm(帰宅後測定)で13針。そして半開き、でも抜糸!

            縫合&抜糸は今までにも経験していますが、こんなに絶句したのは初めてです。心の準備が甘かった...。これが自分の腕ですか。

             

            まぁでも仕方ありません。

            今更どうにもなりませんから、医者に言われた事を今後忠実に守っていくことが大切です。

             

            4週間はコーヒーカップ以上重いものをもってはダメ、出来そうでも試しちゃダメ、だそうです。どんなコーヒーカップ?と思わず聞いてしまいました。世の中には色々ございますから。先生曰く、一杯150cc位の小さめだそうです。ふむ、了解。

             

            その期間はこれをやってリハビリしてね、と渡された紙がこちら。

             

            リハビリ

             

            先生と一緒に一度挑戦しました。

            全部痛い。

            支えがなくなり、不安定な腕は仮固定ギプスの時のようにふわふわです。でもやらねば。目の前にいた先生は、いいわ!とっても上手よ!そう!最高!と褒めちぎって下さいました。エアロビ?すごいスキルです。

             

            最後に何か質問ある?と先生が。

            4週間後にはどうすればいいのか聞くと、少しずつ重いものを持つ練習をしてね、と。リハビリには通わず、自分で探っていくようです。ふ、ふむ。なるほど。通うと勝手に思っていました。ロケハンまで済ませたのですが。

            半開きの傷口は専用のテープでとめています。水にぬれてはがれたら自分でつけ直してね、と購入すべきテープを教えてもらいました。これも自分ですか。もうあの傷を見たくありませんが、甘えは許されませんね。

             

            出来る事からコツコツです。

            もともと体育会系のノリは苦手ですが、細胞君や神経さんが一丸となって修復に向かうよう、熱血リーダーを務めていきたいと思います。

             

            BGMは演歌で。

            押して忍ぶ心を歌う日本の演歌、熱き血潮にぴったりではないでしょうか。

             

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