SIMPELT LIV

som är inte så simpelt
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    # 敵を知る
    私の天敵、蚊。

    北スウェーデンの蚊はのろのろしていてすぐに退治出来ます。
    が、その数は予想を遥かに上回り、常に蚊に囲まれている状態。当然退治しても追いつかず、平常心ではいられません。

    日本人の私には抗体がない為、刺される数も桁外れ。更に刺された後は熱を持ち、その部分が巨大にふくれあがります。じんじんして痛いです。その痒さも尋常ではなく、3〜4週間は痒みに悩まされます。

    掻いちゃダメ!と言われても無理です。
    既に心が乱れているため、あなた達と私の痒さは違うんだから!とキレます。あながち間違ってはいないと思いますが...。

    彼を知り己を知れば百戦殆うからず。
    だよね孫武!

    という訳で夏が来る前に敵を知る為、蚊のミュージアムに行ってきました。

    入口

    小さなミュージアムですが、情報が得られれば問題無しです。

    どれどれ...。

    蚊取り

    ほう。蚊取り線香ですな?日本製もありますな?
    これは吾も重々承知しておるです。
    して、次は?

    刺されたら  

    ふむ。刺されたらこれを使えということじゃな?
    ただこれは先刻承知済みじゃぞ?

    などと孫武っぽく見ていたら(って想像ですが)一緒に来ていた義父が参戦。
    上段に置いてあるいくつかはもう販売禁止になっているそうです。成分が強過ぎて今はNGなんだとか。でもワシはな、昔買ってまだ持ってるんだよ、これとこれとこれと...と永遠に続きそうだったので、ちょっと失礼、フェードアウトです。

    いったい効果的な対策はどこに書いてあるんだ!と見回していたらドアに一枚、紙が、ペラッと。

    ”こうして蚊にさされなくなる” ワルボリ著。

    これこれ!

    最初は防衛機関から依頼されて蚊避け対策の研究を始めたワルボリさん。それからほぼ30年間、今では趣味としてその研究を続けていらっしゃるそうです。いいご趣味ですね〜。そして目標は究極の蚊対策グッズ発明だそうです。助かります。
    人間の血を吸うのはメスの蚊。刺すのと同時に唾液を分泌しますが、それが痒さの原因だそうです。なるほど。そうして血を吸ったメスは、1シーズンに200〜600の卵を産みます。ってコワ!そこからいくつが孵化するのか知りませんが、自然豊かな森が多いスウェーデンはうってつけの環境ですね。

    屋外での対策。
    1、明るい色の服を着るべし。蚊は暗い色が大好き。
    2、清潔を保つべし。高い体温や汗に寄ってくるよ。
    3、虫除けをつけるべし。均等に肌全体にね!
    4、泥炭を火で燻すべし。煙で気管をふさぎ、方向感覚を失わせるんだ!

    1やった、2やった、3やった、4無理。泥炭て。
    でも何かを燻して煙を出せばいいってことでしょう。ワルボリさんありがとう。

    室内での対策。
    1、強風を吹かすべし。蚊は強い風がきらいなの。
    2、窓辺には網を張るべし。目が細かいのね。
    3、夜は窓を閉めるべし。そしてベープをセットよ。これで快眠だからね。

    ほほう。……以上。
    敢えて突っ込みません。

    実はこの記事、書かれたのは1997年です。
    その時点で30年間ですから、今ワルボリさんは50年間従事されているわけですね。
    ご健在でしょうか。目標は達成されそうでしょうか。
    今年、私はどうしたらいいのでしょうか。

    夏までの間にまた勉強が必要そうです。

    毎度お読み頂き有り難うございます。
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      # ノルボッテンスピッツ
      パートナーの叔父さんが飼っている犬、ノルボッテンスピッツ。(北スウェーデンのスピッツ)

      loke vid stugan  

      14歳のオス。

      中型犬でほとんどには茶のブチがありますが、彼は真っ白です。
      三角にピンと立った耳と凛々しい表情は、その賢さを際立たせています。

      loke i första maj

      ちょっと眠そう。

      この犬種は狩猟犬で、彼も若い頃は飼い主と共に狩りに出掛けていたそうです。ノルボッテンスピッツは鳥を狩るのは天下一品。高い木のてっぺんにいる鳥を素早く見つけてその木に向かって吠え、鳥が羽ばたいたところを狩人が撃ち落とします。この彼の前に飼っていた狩猟犬も同種で、その犬は鳥だけではなく、ヘラジカなどの大きい動物に対しても臆する事なく吠え、狩りに貢献してくれたと語っていました。

      人にはそれぞれ個性がありますが犬もまた然り。彼はちょっと怖がりです。狩りの時もネズミと遊んでしまったり、少しふざけしまうから、あまり狩りには向かないよう。しかし叔父さんはもちろんそれでも構わないと、とても愛情を持って一緒に暮らしています。

      この犬種は第一次世界大戦後に減り始め、第二次世界大戦後には国内での登録は抹消されました。しかし1960年代初頭に北スウェーデンで確認され、その後正式に登録されました。今でも頭数はさほど多くないようですが、現在はスウェーデンの国犬です。
      逆光だとよくわかりますが、短い毛と長い毛が混じり合っています。短い毛で皮膚を覆い、長い毛でその熱を逃がさない為、寒さにとても強いんだとか。

      運動が大好きで脚力も強い為、毎日3回の割とハードな散歩を叔父さんは欠かさず続けていました。そんな彼も今はおじいちゃんです。2年前に私が初めて会った時は元気に駆け回ったり、ボールを加えて引っ張り合って遊んだりしていましたが、もうそういった遊びはできません。歯が弱くなり、足の筋肉も衰えたため、散歩で走る事も滅多にありません。

      先日遊びにいった際も、少し遊ぶと疲れて眠ってしまいました。

      sovande loke

      白狐のようでかっこいいです。

      お腹を撫でられるのが大好きな彼。
      一緒にいる間は暇さえあれば撫でていました。

      loke på hemma  

      あぁかわいい...。

      そうしてなでなでしていると抜ける毛。
      その毛を集めて分身誕生です。

      小Loke  

      重ねて言いますが抜いていません。
      洗剤を混ぜてぐるぐる丸めて出来上がり。身近にいるようで嬉しくなります。これで何を作ろうか思案中。

      14歳の彼は人間に例えるとほぼ100歳。
      丈夫で病気にかかりにくいノルボッテンスピッツですが、当然寿命があります。
      犬と生きる事について、エキスパートの叔父さんはもちろん、彼の生き様からも色々学ばせてもらっています。なかなか頻繁には会えませんが、会える時にはその感謝の気持ちを伝えたいなと。

      それでもまだあと少し。
      もう少し、元気でいてねと願わずにはいられない今日この頃です。

      毎度お読み頂き有り難うございます。
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        # 犬と生きる
        我が家に一冊の本があります。
        それは10年前に出版された犬に関する本。
        その名も”Leva med hund"(犬と生きる)。

        leva med hund  

        もともと彼が持っていた本ですが、今ではほぼ私の所有物と化しています。
        犬を飼う為の利点や欠点、お互いの生活環境から心の準備、またその為の覚悟等、とても丁寧にわかりやすく書いてあります。自分の生活に合った犬種選びは特に大切だと、多くのページが割かれています。

        私の住む街には犬を飼っている方が本当に沢山いらっしゃり、外に出れば必ず散歩中の犬&飼い主に出くわします。移住後、スウェーデン語の勉強にもなると思い、この本を読み始めました。完読する頃に犬を飼えたらな!と。その頃には広い家にも引っ越し済みだろうな!と。

        甘かったです。
        最初は丁寧に読み進めていたものの、そのうち搔い摘むようになり、最終的には知りたい情報のページだけ見るという、都合のいい読み方になって終了。そうだ、私ってそうだったと己を反省です。そして未だに引っ越し出来ず。

        ところが、日々の生活で犬が飼いたい衝動に幾度か襲われます。ちょうど今。
        知っています。読破もできない私が飼うべきではなく、環境も整っておりません。ただいつかは、という想いだけは消えません。幼い頃にほんの短期間飼っていた事がありますが、様々な悲しい事情でお別れをし、それ以来飼えぬ状況が続いて今に至っています。

        "Leva med hund"は私の夢の一つです。

        スウェーデンにはペットショップがありません。飼い主になる方法としては...

        1.ブリーダーから直接買う。

        2.一旦飼われていたけれど、やむを得ない事情で飼えなくなったり保護された犬を買う。

        3.そういった専門の仲介を通さずにネットの掲示板等で個人でやりとり。

        犬やネコは産まれたら専門機関に登録が義務づけられています。今はマイクロチップが主流だそうで、それを体に埋め込み、誰の元で飼われているのかなど一目瞭然だそうです。迷子になっても保護されれば、飼い主の元に戻れます。

        私が衝動に駆られる時。
        それは散歩中の見知らぬ犬や知り合いの犬とじゃれ合った直後です。まさにいい部分しかみていない典型的なダメ飼い主になりますね。重々承知しております。今はダメ、ぜったい。
        しかし今回はパートナーの叔父さんが飼っている犬とほのぼのした時間を過ごしてしまいました。賢くいい子。なぜいい子なのかも考えなければいけません。今後の課題です。

        明日はその犬について綴っていきたいと思います。

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          # また出くわした例の飲み物
          週末は復活祭(ポスク)でした。

          その日は彼の実家にて、家族皆でポスクディナーを頂きました。
          ポスクディナーの主なメニューとしては、サーモンやラム肉、ニシンの酢漬け、そしてもちろんたまご。クリスマスディナーと似ていますが、それよりは簡素です。

          いつも美味しく満腹頂いてしまう義母の食事。
          その前に少し動かないとね、と40分かけて徒歩で行ってきました。

          案の定前菜からメイン、デザートに至るまで文句無しのディナーを有り難く頂きました。

          サーモンスープ  

          サーモンのスープです。
          背後にある飲み物は...。
          クリスマス時期にスウェーデン人が大量摂取するアレの復活祭仕様です。

          アレ。ユールムスト。
          コレ。ポスクムスト。

          私が何度か挑戦し、その度に敗北しているユールムスト。(詳しくはこちら)
          今しか飲めないから!とユールムストを飲みまくっていたパートナー。ってことはこのポスクムストはユールムストと何か違いが??

          試しました。

          …同じです。

          私の舌がこの薬品、否イソジン、いやいや炭酸飲料に対応できない為、差がわからぬのかと思いエキスパートの彼に聞いてみました。

          え?同じだけど。

          ふっ...。今しか飲めない発言を突っ込むと、だってユールムストはクリスマスだけじゃない?と当たり前のように言われました。確かにウソはついていませんが。なんでしょう、この胸のもやもや。
          昔はsommarmust(夏のムスト)もあったそうです。なんでなくなっちゃったんだ!と憤慨していた彼ですが、ごめんね、どうでもいいです。

          食事が一段落したら、彼の姪っ子にプレゼントを貰いました。

          ひよこ  

          たまご。そしてひよこ。
          とぼけた顔がなんともニクく、ポスクが終った後も我が家の一員として活躍して頂く意向です。
          背後に迫るのはウサギのチョコ。見るだけのつもりが、思わず買ってしまいました。

          ウサチョコ  

          うさぎはスウェーデン語でkanin。
          カニーンです。この響き大好きです。

          アイーンってカニーンやってみて。
          と、たまに彼に無茶ぶりしてしまいます。
          え?と言いながらも自分なりに頑張ってくれるその様が面白過ぎ、やめられません。
          なんか色々最低ですね。

          とか言いながら。
          このチョコを頂く時も、もちろん頼んでみようと目論み中です。

          毎度お読み頂き有り難うございます。
          ↓幼き頃に鍛えたアイーンを全力で披露し、大爆笑された
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            # 街のpåsk(復活祭)状況
            今週末に控えたpåsk(ポスク、復活祭)。
            週末はお店やカフェはほとんどがお休み。

            今日はまだ営業中なので、街へランチをしに行きました。
            至るところがポスクの風景です。
            そんな今のスウェーデンがこちら。

            påskris  

            白樺の枝にカラフルな羽を飾っています。
            なぜかは不明です。私のリサーチ不足ですみません。

            布を結わえたモノもあり。七夕のようです。

            påskris med tyg  

            カフェには先日ご紹介した緑のプリンセスケーキ(こちら)のポスクバージョンがありました。

            påsktårta  

            きいろ。
            たまごっぽくて緑よりはまだ食べやすそうです。
            味が同じなのは承知の上ですが、視覚の差って大きいです。

            友人とランチをした後、食べ過ぎてしまった為少し街を散歩しました。
            すると突然道の真ん中にたまごが!

            巨大たまご  

            恐竜...ですか?なぜこんなに巨大に??
            わざわざおリボン付きのカゴまで作る自治体に敬意を表します。

            またブラブラしていると、発見しました!
            親です。そして兄や姉まで!

            ずどーん。

            鶏とひよこ  

            そりゃ卵も大きいわぁー...。
            説得力と迫力で納得のにわとり一家発見です。

            何があろうと一点を見つめ続ける姉。
            謝る相手が既に立ち去った事も気付かず、それでも謝罪し続ける兄。
            父の言い訳にあぁん?とメンチ切って詰め寄る母。

            何があったのでしょう。
            雪の中、誰に見られようと構わずにそれぞれのドラマを見せつける一家。
            産んだ子達はあんなにファンシーでしたのに。先行きが気になります。

            と、勝手に遊んでみまして満足です。
            ポスク後にこれらを一括保管する場所も気になります。そこに一度侵入してみたいなと。怪しい者ではありませんと。いや、怪しいですと。了解、断念です。

            また来年、少し違った構図に期待する今年のポスク直前でした。

            毎度お読み頂き有り難うございます。
            ↓勝手な解釈で頭の中までパーマネント(さらだきの子)な
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