SIMPELT LIV

som är inte så simpelt
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    # 水引とおばちゃん
    週に一度、時間があって気が向いた時に教会に行っています。
    宗教的な意味合いは全くございません。

    そこでスウェーデン人のおばちゃん達と編み物や縫い物をします。会話の練習にもなるのでなるべく行きたいのですが、雪が降るとバスを乗り継いで行かねばならず、冬は億劫になってしまいます。自転車で動ける今のうち出来るだけ行くようにしています。

    今日はあるイベントの為行ってきました。

    以前、友人に水引のあわじ結びを教わったのですが、おばちゃん達も結んでみたいというので今日はその水引の会です。
    普段はその他大勢で居たいのですが、今日はそうもいきませんでした。
    5、6人でひっそり出来ればなーなどと思っていたら、集まったのは16人でした。一気に心拍数上昇です。初めに水引とは何なのか、いつ使うのかなどを説明し、早速結びに挑戦です。

    挑戦したのはこちら、あわじ結びです。

    ※携帯ケース”Hej!"と共に。

    このあわじ結び、写真は5本で結んであるのですが、初心者にはなかなかの難易度なので、まずは一本で挑戦です。
    ”おばちゃん達”と一言で言っても50代〜70代、ややもすると80代の方もいらっしゃるので、16人の廻りをぐるぐると回りながら一緒に作業です。今日は一時間だけだったので10人程は1本結びで終ってしまいました。しかしご年配のスウェーデン人女性は編み物や細かい仕事が上手な方も多いので、少し練習したら多分皆さんすぐに出来ると思います。

    そして水引きの発音。難しいようです。
    わかります。痛い程。
    私もどうしても出来ない発音や、何度聞いても同じに聞こえる異なる2単語などざらにあります。

    平坦な発声にもかなり違和感があるようです。
    逆の意味で泣ける程わかります...。
    スウェーデン語は高低差がとてもあり、まるでメロディのようです。そのメロディのビッグウェーブに私はいつまで経っても乗れません。サーフィンをしている彼を浜辺で待つ彼女のごとく、その日を待ち続けています。(実際、彼サーファー→それ待つ彼女→湘南の風とはかけ離れた人生です)

    何はともあれ、こうして日本の事が紹介出来た事、そして皆さん楽しんでそれに取り組んで下さった事がとても嬉しかった一日でした。


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      # 北スウェーデンの映画
      日曜日は久々に映画館へ行ってきました。

      映画やドラマで話されるスウェーデン語はとても早いのでなかなか聞き取れず、結局字幕を見てなんとなくあやふやに理解しています。観ている時はとても神経を使い上映後はどっと疲れます。もはや娯楽ではありません。
      なので普段はネットなどで一時停止をしながら観ています。ゆっくりと。

      ですが今回、私の住むnorrbotten(北スウェーデン)が舞台の映画があったのでなんとなく観たくなり行ってきました。
      こちらの映画です。

      タイトルからしてよくわからないのですが、ざっくり言うと"ドロ沼からの明朗"でしょうか。如何せんセンスがないのですみません。

      都会で暮らす主人公は独身ですが、中国から養子をもらう手続きをしていました。しかし中国側の養子縁組ルールが変わり、あと一ヶ月以内にパートナーを見つけて結婚しなければ手続きは無効だと通告されます。そして親族が住む北スウェーデンに行き、てんやわんやで相手を見つけ結婚します。

      パートナーとの出会い〜結婚のてんやわんやがあまりにも色々急展開すぎてびっくりです。ロマンチックどころか笑えました。中には北スウェーデンあるあるも散りばめられ、ここでの観客にとってはまた違った面白さがあったようです。
      そしてサーミの方々も出てきます。
      サーミ人とはスカンジナビア半島北部でトナカイと共に暮らし、独自の文化や言語を持っている少数民族です。現在は定住し、スウェーデン人とほぼ変わらぬ生活を送っています。彼らの民族衣装に見入ってしまい、色々聞き逃しました。数年前から日本のショップでも数多く売られている錫のブレスレット。あれらもサーミ人の伝統手工芸の一つです。とても手先が器用な方々で、他の手工芸もとても素敵です。

      映画は冬の北スウェーデンでした。
      返り道、スーパームーンを見ながら思います。

      こうして自転車に乗れるのはあとどれくらいだろう。
      冬がくる...暗い冬...。
      心身共に元気でいられるよう、月に願うのでした。

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        # スウェーデンのお菓子
        私のまわりのスウェーデン人は健康志向な方が多いです。
        適度な運動や食事制限。購入する野菜や果物はエコロジー。

        もちろん文化や体の構造は日本人と違うので、肉はよく召し上がります。
        しかしベジタリアンの方もまた多くいらっしゃいます。

        ただ、お菓子に関しては別物のようです。
        スーパーに行くと必ずあるお菓子ゾーン。
         

        す、すごい量と着色です。これを紙袋や巨大パックにざくざく入れます。
        小さな子どもも食べます。大丈夫かしらと心配してしまいますが、普通に親御さんも食べさせています。エコ思考やベジタリアンの方もざくざくてんこ盛りです。
        エコロジーってなんでしょう。色々わからなくなります。そういった事はすべて”この国の文化”の一言で済ませるようにしています。考えない事もまた一つの処世術だと私なりに解してみました。

        お味ですが。
        私にはちょっと厳しいです...。もちろん美味しいものもあります。飴やマーブルチョコ的なものは食べられます。
        しかしこれは好みなので、私の個人的意見は無視して機会のある方には是非試して頂きたいです。

        ただこのお菓子。食べ物だと思って見ると着色が気になってしょうがないのですが、ちょっとした置物やお飾りとしてみると大層かわいらしいのです。中には引くものもありますが、見る分にはとても楽しいのです。



        蛇やドクロをグミにする。
        お菓子の企画会議に混ざって彼らの意図を汲み取りたいです。

        今年日本に帰国した時に私の実家に彼も行ったのですが、面白いからとこのお菓子をたっぷり買い、家族にあげていました。帰る間際に、全く減っていないこのお菓子達を見せながら家族は言いました。

        これ、どうしたらいい?

        気持ち、わかります。
        如何様にも。とだけ告げて去りました...。

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          # bodumのヴィンテージ
          今日も近所のなんでも屋さんに行きました。(なんでも屋さんについてはこちら)
          午前中は久々に太陽が出ていたので散歩がてらにぶらりです。

          森の中のようですが、この先になんでも屋さんがあります。
          反対側には車も通っていて、ご想像ほど森ではありません。
          歩いているうちに日が陰り、写真のようにどんよりです。
          前回ここに来た日から曇りや雨が続き、折角の晴れ間だと思ったのですが残念です。

          今日はさすがに50%OFFも終わり、通常価格で販売されていました。
          こちらのお店、入れ替わりが尋常じゃなく早いのです。
          大きな家具でも1日のうちに場所が移動されていたり、手間をかけてきちんと売られている事がわかります。納得の早さです。

          今日は(も)欲しいものだらけで何度お財布と相談したかしれません。
          私達はずっと引っ越しを考えているのですが、条件が合わなかったり基本的な住宅不足の問題で未だ叶っておりません。なので家具は極力引っ越し後の購入を予定しています。それとマニーの問題ですね。

          本日断念した家具達です。
           

          しかしそれでは満足出来ない私の煩悩達。
          買ってしまいました。こちら。

          bodumのヴィンテージです。
          この理科の実験的なグラスと黒いプラの持ち手。そしてコルクのコースター。
          がちゃがちゃと置いてあるグラスの奥に佇んでいたこれらですが、悩みもせずに購入してしまいました。一反木綿の如きぺらぺらな意思です。そして家に隠してあったポテチ(自分で隠して自分で見つけます)でコーヒー時間です。合いませんが、どちらも好きなので気にしません。

          今更ながら、シンプルライフってなんでしょう。
          ブログのタイトル(simpelt liv)にもしたのですが。
          はて。
          買ったbodumでコーヒー&ジャンクフード。目指す所と現実のギャップにふと気付く午後でした。


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            # 臭い < 美味しい

            毎年8月の第三木曜日に食べるらしいsurströmming(スールストロミング)。
            塩漬けにしたニシンを缶の中で発酵させた食べ物です。

            日本のテレビなどでも紹介されているようなので、ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、この食べ物は世界一臭いと言われています。


            まだまだスーパーにはこのように様々な種類のsurströmmingが売られています。
            南スウェーデンではあまり召し上がらないと聞きました。どうでしょう。北スウェーデン人はそういっています。

            私達はもれなく食べます。
            昨年は中央の黄色と黒の缶の2種類を選び、今年は一番左端のものを食べました。

            まずこのsurströmming、あまりの臭さ故、屋外で開封して食すことが推奨されています。
            開封時のリアクション。皆さん凄いです。youtubeには世界中のそういった方々の様子が沢山UPされています。おえーの連続です。
            でもそこまでではないと思うのです。しかも私達はいつも彼の実家の室内キッチンで食べます。もちろんドアを開けた瞬間むわっとします。今までに嗅いだ事がないような禍々しさです。でも大丈夫です。(大丈夫の定義にもよりますが。)

            まずこの缶、中にガスが充満しているので、それらが飛び散らないようにたっぷりと張った水の中で開けます。そうして取り出したものがこちらです。

            これから更にお腹を切り開いて、内蔵や骨を取り除きます。かにを食べる時のように皆真剣です。
            その後、ジャガイモ、トマト、タマネギ、ヨーグルトなどと一緒に薄くて固いパンの上にのせて食べます。

            その写真はございません。

            いつも一連の作業に熱中し、出来上がる頃には我慢の限界、がっついてしまうので写真撮りは忘却の彼方へ...。来年こそは記念に撮りたいです。

            味はなんとも表現し難いですが一言で言えば酒の肴です。濃くて喉が渇きます。種類によってもちろん味は若干違いますが、昨年のも今年のも美味しかったです。
            私は大好きです。いくつ食べた事でしょう。
            家族がみな食べ終わり、他の部屋に散っても一人で食べている位好きです。
            空き缶はすぐに袋に密封し、残ったsurströmmingもとっておけないので全部捨てます。早く片付けて匂いを閉じ込めたいはずのところで、わたくし一人食べてます。ニコニコ待っていてくれる優しい義母でありがたいです。本心からのニコニコ。私は、そう、信じて、います。希望的に!

            一年に一度だから美味しさもまた違うのでしょうか。
            まだスーパーにあるこれら。立ち止まってじっと見ながら考えます。
            あの匂いよりも美味しさ...。
            あの作業よりも美味しさ...。
            皆の視線よりも美味しさ...。
            これであと一年待てるか、自信がぐらぐらに揺らぎます。

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