日本で言う浅草、ストックホルムの旧市街地ガムラスタンには、至る所にスウェーデン国旗の雑貨が売られています。黄色と青の爽やかな色合い。モノによりますが、お土産や記念にはとてもいいと思います。
観光客だけではなく、スウェーデン人も自国の国旗がとても好きだと感じます。お庭があるお家ではポールに掲げてたり、アパートでも小さな国旗を挿して飾っていたり。日本では...ちょっと背景が違い過ぎてアレですね。祝日程度しか見かけません。
彼が身につけるものの中にもスウェーデンがありました。
SWEと胸に書いてある青と黄色のTシャツ、ロイヤルマークの王冠が散りばめられたパンツ。因みに、I ♡ JAPANのTシャツも持っています。100歩譲って、私と居る時には絶対着ないでくれとお願いしています。と、それはどうでも良く。
そんなに好きならば...
余った毛糸の中に青と黄色が一玉ずつあったので、スウェーデン靴下を彼用に編む事にしました。
2色でただ編むのはつまらないので、王冠の模様を入れることにしました。柄を考え、方眼用紙に鉛筆で色を塗り、ああでもないこうでもないと手を黒くして悩んだ結果。こうなりました。
履き口から一柄目(最上段)。割とうまくいきました。
しかしそれ以降は形がイビツで、裏からちらちらみえる黄色の糸も目障りです。なぜこんな風になってしまったかというと。
裏面です。
今回、私は初めての手法に挑戦しました。休み目が6目以上あると糸がブラブラして履くときに引っかかってしまいます。なので、休ませる糸を渡すとき、編み込みながら進めて行く方法にしてみました。youtubeでお手本を見ながら編んだのですが、なんと時間のかかること...。2本の糸を左右に持ち、左に持つ配色糸はフランス式で、右に持つ地糸はアメリカ式で編むというものです。慣れればそうでもないのでしょうが、私は手がつりそうになりながら編みました。
うまくいった一柄目。一緒に編み込むとはいえ、ある程度余裕を持たせねば前回みたいにまた履けなくなる、と思いました。そこで一度履いて確かめてみたのですが。私の足なら問題ないけれど、彼の足にはどうだろう...という感じでした。なので、それ以降の柄は大げさにゆとりを持たせて編みました。その為目がゆるくなり、裏の糸が見える事態になりました。
彼には編んでいるのを黙っていました。途中で投げ出す可能性があったので、出来てから言おうと思っていたのです。でもやはり一度試してもらった方が安全だ、というわけで途中ですが履いてみてもらいました。
はは、ははははは、あははははははh
はいらない。
もう全然はいらない。
私は白目をむき、灰になりました。
でも練習になりましたし、今後これを生かして...って無理です。そんな風に思えないほど灰になりました。私は恐らくもう靴下で模様編みはしないでしょう。しかしこの状態をずっと目にするのも嫌なので、早急にほどき、早急にこの青黄毛糸を生まれ変わらせたいと思います。
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