食べるのは好きなくせに、料理は私にとって苦手分野であり、楽しめそうもないものの一つです。
全く興味がない、もしくは初対面の人と突然お付き合いなど出来ません。しかし知り合わなければ良いところがわからないのも事実。もしかしたらとてもいい人かもしれません。そこで便利な言葉が、まずはお友達から。本当にそんな事を言って付き合う人がいるのかは知りませんが、料理は私にとってまさにそんな位置づけです。
ちょっとずつ情報を得て仲を深めていきたいところですが、さて如何に。
挑戦した牛丼(詳細はこちら)は自分の中では成功でしたが、彼にはいまいちでした。
でも少しずつ、です。
先日、いつものように仕事帰りに泳ぎ、買い物を済ませて帰ってきたパートナー。普段にも増してくたくたでした。お腹すいたんだけどと言いたいところでしたが、その状況で早く料理してとは言いにくく、その日は私が作ることに。
挽肉と卵を買ってきていた彼。
これは...!あの台詞がつかえるかもしれない!
そう、私がずっと言ってみたかったコレ。
”しょうがないなぁ、あるもので何か作るよ”
やっと言えました。すごく料理が上手そうな感じがし、しばしそんな自分に酔ってみました。
正確には近々作ろうと考えていたメニューの材料だっただけであり、挽肉&卵以外なら使えなかったのですが。
それは三色丼。
見た目的にもスウェーデン人が喜んでくれそうな気がしまして。
重いけど味がしみるフライパンにて炒めるそぼろ。本当にこのグダグダつゆは消えてくれるのか?と心配になりましたが、なんだか照りもでてイメージのそぼろが完成です。良かった...。
一色目のそぼろは完成。
二色目のたまご。
炒りたまごにしてしまえば楽だったのですが、私は巻く練習がしたかったので玉子焼きを作りました。でもウチには四角い玉子焼き器がありません。ふふ、作りませんから持っていないんです。そこで小さめの鉄製フライパンで巻く事に。
負けました。いえ、巻けました。なんとなく。
でもこれは楽しいです。四角かったらもっと楽しそうです。
三色目の緑。悩みどころですが、家にあったパプリカを細かく刻むことに。
そうして出来た三色丼。
パートナーはとても美味しいと大喜びで食べてくれました。
そぼろの味は牛丼とたいして変わらないと思うのですが。視覚効果?
普段やらない事をやると異常に褒められます。それが当たり前の事でも。
しかし当たり前とは何でしょう。私にとって雑巾縫いは苦もなく出来る事ですが、一枚縫うのに苦労する人ももちろんいます。その人にとって雑巾縫いは当たり前のことではありません。得手不得手は人それぞれであり、それを人と比べるのはナンセンスと思っています。戦うべきは自分自身であり、これからも少しずつ出来る事を増やしていきたいと思います。
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電子レンジあります。無限ピーマン、名前がいいですね。私もそんなレパートリーを何か見つけてみたいです!