仕事後に泳ぎに行き、買い物がてら帰宅して夕食を作ります。
わたし。ではなくパートナー。
何を料理しようかアイデアが浮かばない時は、お互い適当に済ませます。私はお肉を沢山たべるとお腹が痛くなります。体質に合わないのでしょう。しかし、パートナーは北欧のDNAが騒ぐらしく、肉を欲します。そういえばこの人スウェーデン人だったんだ、とこんな時に思うものです。お互いの体調や気分が一致しないときは、別々のメニューになります。私と自分の分、頻繁ではありませんが2メニューわざわざ作ってくれることもあり、頭が下がるおもいです。
片付けは私の担当です。料理中、彼は自由に大量に色々と使い、流し台はいつもごった返しています。もう慣れましたが、昨晩もいつも通りに片付けをし、さぁゆっくりしようとソファーに座っていると...。
キレイになったキッチンで、なにやらゴソゴソ始めたパートナー。
えー、今からなにするNO!と若干否定も込めて聞いてみると、ふふふ、焼くんです、と返答が。
半分に切られたプラムが大量に転がっていました。
プラムそんなに好きじゃないんだけどな、と伝えると、これはきっと大丈夫!と自信ありげにケーキを作り始めました。
《材料》
プラム:1リットル
バター:150g
卵黄:卵2個分
粉砂糖:2.5dl
バニラ砂糖:ティースプーン1
レモンの皮:一個分
小麦粉:2dl
ベーキングパウダー:ティースプーン1/2
卵白:卵2個分
・バターを柔らかくなるまで混ぜ、泡立てた卵黄と粉砂糖を少しずつバターに足しながら泡立てます。
・すりおろしたレモンの皮とバニラ砂糖も加えて混ぜます。
・そこに小麦粉とベーキングパウダーを入れてざっくり混ぜます。
・角が立つまで卵白を泡立て、上記に混ぜ合わせます。
・その生地を型に敷き、プラムを乗せます。
それそれー!と調子に乗ってプラムをばらまいた様子がこちら。
だ、大胆だ...。
まわりに付着している生地は焼くと焦げ付くので、綺麗に取って欲しかったのですが、水をさすようだったのでグッと堪えました。
・175℃のオーブンで40分間焼きます。
その状態がこちら。
見事に焦げました。でもいいんです。
”プラムケーキ〜月面クレーター風〜”の完成です。
少し冷ましてから、粉砂糖を振りかけたりアイスを添えて召し上がるといいそうです。パートナーは間違えて熱いうちに粉砂糖を一撒きしてしまいました。白いのがそうです。
私はそのまま頂きました。如何に...?
見た目は置いておいて、味はとてもいいです!
生地だけでは甘さが気になりますが、プラムの酸っぱさが合わさるとちょうどいい加減になります。レモンの風味がさっぱりさも出しています。
普段はお菓子作りの習慣がないパートナー。
この日はいつも以上に動き過ぎてアドレナリンが大放出し、勢いで焼いてみたそうです。22時頃のフィーカとなりましたが、エネルギー補給が必要だった彼にとってはちょうど良かったのではないでしょうか。私には...言わずもがなカロリー過多。
毎度お読み頂き有り難うございます。
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