今朝は冷え込み、朝バルコニーに出ると家々の屋根が白くなっていました。そういえば昨晩の気温は-4℃でした。雪が降った...?とはまだ思いたくないので、霜が降りた事にしています。
そんな10月の北スウェーデンですが、今月4日はkanelbulle(カネールブッレ)の日でした。
カネールブッレ=シナモンロールです。
スウェーデンではこの日にシナモンロールを焼いて食べる習慣があります。
1999年から始まったこの習慣。商業的な意味合いもあるようですが、理由は何にしろ美味しいこのパンが食べられれば言う事はありません。そのくせ私達はこの日を忘れていました。数日過ぎてから遊びにいった彼の両親宅で思い出す始末。写真のシナモンロールはその時義母がくれたものです。
お店で売っているシナモンロールは上に固くて白いパールシュガーというお砂糖がまぶしてありますが、義母はその砂糖が好きではない為なし。でも彼女のシナモンロールは甘すぎずふんわりして美味しく、私は大好きです。カルダモンの風味が美味しさを引き立てており、食べ始めたらとまらない!
色々な国に浸透しているこのパンですが、スウェーデンが発祥です。
1920年代に発案されたようですが、一般的になったのは50年代なんだとか。
その伝統に乗っ取り、以前私も義母と一緒に作業をして作り方を教わりました。
これ位の砂糖にバターを入れてね、小麦粉はこんな感じでどさっと入れるの。
こねこねしてなんとなく伸ばしてねじって巻いてみて。
焼き加減はそうね...見ながら確認しましょ。
ってリームーです。
私には細かい分量と時間、それを書いた紙がなければ日本語でも無理です。
彼女は本当にザックリと目分量で作り、それなのに毎回とても美味しく、マジックのように焼き上げていきます。すごい...。
教わったのにそれ以降一度も作っていない私は、お馴染み焼くだけシリーズでしのいでいるのでした...。
毎度お読み頂き有り難うございます。
↓そう、10/4だろうがなかろうが、おかまいなく食べている私ですが、クリック頂けると嬉しいです。
初めまして。とても美味しいシナモンロール、義母にレシピを再度確認したのですが、いつも目分量だからわからないわーとの事です...。時間がある時にまた一緒に作って細かく分量をチェックしましょう、と言ってくれたので、その時は是非ブログで公開したいと思います!お役に立てずごめんなさい...。