北スウェーデンに移住して丸3年が経ちました。
今のところ私には持病がなく、医者にかかることもありません。怪我でお世話になった事はありますが、時間が経てば治るものだったので、憂鬱さは短期的なものでした。
怖いのは病気です。
特に外国では医療システムも日本とは違い、気軽に行ってすぐに診てもらえるかとそうではありません。言葉の問題もあります。私はまだまだスウェーデン語が達者ではないので、自分の症状を的確に思った通り伝えられるかというと自信はなく、台本が必要です。なので、なるべく健康でいたいと切に願っています。
移住前に一通り体の検査をしてきました。
その時は問題がありませんでしたが、それからもう3年以上が経ちました。年齢と共に衰えも感じ始め、気になる事はいくつかあります。もう既に何かが変わっているかもしれません。今度の帰国時には人間ドックに行こうと思っています。
とは言うものの、昨年は子宮頸がんの検査案内をもらい、こちらで行ってきました。問題なしの通知が来た時にはホッとしたものです。がん家系ではありませんが、だからといって安心は出来ず、先日乳がん検診に行ってきました。
待合室にマンモグラフィーについての説明がありました。
痛いと噂のこの検査ですが、それについても解説してありました。
Q、これ痛い?
A、不快に感じる人もいるけど、リラックスが助けになるから!
との事です。ふうん。
私の番になり診療室に入ると、先生が4人いました。
普段は一人だけどシステムが新しくなり、皆が習得する為に今日だけはこんなに人がいるのよ。だそうです。私の裸など何とも思っていらっしゃらないでしょうから、気にせず晒しました。
検査は写真中段のように乳房をプレートに挟んで上下と左右に押しつぶし、4枚写真を撮ります。リラックス...出来ませんでした。先生が私の体勢を色々と整えてくれますが、それがとても難しい...。手はここ、顔の向きはこっち、体はあっち向いて、とやっているうちによくわからなくなり、ロボットの様にガチガチになってしまいました。
そして痛い...。リラックスしていなかったからでしょうか。日本で検査したときよりも痛みは感じました。しかし挟める範囲は全て挟み込まないと何も意味がないので我慢です。どうかきちんと写って診断できますように!
待合室にはもう一つ案内がありました。
乳がんセルフチェックの方法です。
気になるしこりがあったらすぐにお医者さんへ!
1、シャワーを浴びている時。
このチェックは月に一回、生理が終わった後にする事。
まっすぐにした指で左右の乳房全体を触ってみる。よく確かめて前回から何か変化があったら書き留めておく事。
2、鏡の前で。
腕は体の横に沿わせる(気をつけの姿勢)。
肌の変化や、くぼんでいるようなシワやひきつれが乳房にあるかどうかみる。
その後手を頭の後に組み、左右乳房の形や輪郭が一致しているかどうかみる。
3、仰向けの姿勢で。
横になってタオルかまくらを左肩の下に置く。左腕は頭の下に。
右手で左胸の乳房全体を触る。→その方法は4。
4、胸の脇側から始める。
脇側から指先で小さな円を描き、乳首に向かって全体を触っていく。(図解参照)
注意深く、必ず全体を確認すること。右も同様に。
5、わきの下
腕を何かの台の上に休ませて、乳房と脇の下の間を円を描きながら触る。
健康ほど幸せな事はありません。なので私は今幸せなのでしょう。でもそれはもはや当たり前になってしまっています。病気になって苦しかった時の事を思い出したり、何かがおかしいと不安になった時、ようやく健康の有り難さにに気付く、思い出すといった日々です。
体の違和感は自分にしかわかりません。些細な事も気にし過ぎてストレスを感じてしまうのもよくありませんが、過信しすぎるのもいけません。私は体からのサインに割と鈍感なので、日々のチェックを怠らずに過ごしていきたいと思います。
毎度お読み頂き有り難うございます。
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