この週末は復活祭です。
日曜日は復活祭当日ですが、土曜日は前夜祭。その前後の金曜と月曜も、何かの理由で多くの会社や学校はお休みです。その理由、私は資料を何度読んでもいまいちピンとこなくて、未だにうやむやです。彼の親族の中にはきちんと教会へ行ってお祈りをする人もいます。が、スウェーデン人でもほとんどが宗教的な意味合いよりも、暮らしの中の一般行事として楽しんでいる人が多い気がします。
私達は彼の両親宅へ行き、一緒に食事をしてきました。
集まる黄色。
食卓には、この時期至る所で目にするアレも飾ってありました。
påskris(ポスクリース)です。
枯れ枝にカラフルな色の羽をつけ、人によっては飾り付けをします。黄色い編み物は彼のおばあちゃんが昔編んだ物だそう。そして卵もぶら下がっています。来年は私も飾ってみようか...覚えていたら。
復活祭にはニシンやジャガイモ、サーモンやラム肉を食べます。今年はタマゴ以外全く関係ない食事でした。今年はいいわよね...と、あまりこだわらない義母。私はそんな彼女が好きです。
かわいい紙ナフキンと大好物の卵、チキンのパイ、グリル野菜。いつも通り美味しいです。
手の込んだお料理を作って頂き大変恐縮なのですが、私はタマゴが大好きであり、いくらでも食べたい。栄養を取り過ぎてしまうので限界に挑戦した事はありませんが、今日は半分を6コ、タマゴ3つ分食べました。幸せでした。
デザートもありました。
お、おう...と思わずつぶやいたケーキがこちら。
たっぷりクリームのタマゴチョコちらし。
食べる前にちょっと言いたい事がある、と義母に言われました。
あなたは無理をしなくていい、と。
甘い物をあまり欲しない私ですが、それを知っている義母は事前にお知らせしてくれました。中をのぞいてみると...
下からいきます。
砕いたオレオ、チョコペースト、バニラアイス、何かのペースト、生クリーム、です。
うすーくスライスして頂いてみました。
あぁすごい...!
隣を見ると、彼は目を閉じてその甘さを堪能していました。
彼がこの状態になる=私には無理。
という事でまたタマゴに手がのび、3個目でフィニッシュとなった次第です。
日本でもイースターを祝おう!という商業的策略があるようですが、どうなのでしょう。個人的には卵の件がございますので、そこを重点的に考慮して頂けたら賛成です。その時期に帰国してたまごかけ御飯を思いっきり食べたいです。
毎度お読み頂き有り難うございます。
↓帰国時にはほぼ毎日卵かけご飯を食べており、イースター関係ないじゃんな私ですが、クリック頂けると嬉しいです。