SIMPELT LIV

som är inte så simpelt
<< April 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    | - | - | | category: - |
    # 自由ってなんだろね

     

    私は中学、高校とほぼ校則がない学校に通っていました。

    とても自由で、むしろ何が禁止されていたのか全く知りません。OL、ホスト、キャバ嬢、パンクロッカー、ヤンキー(全部”風”)など、至って普通に目にしていました。先生も何も言いませんでしたし、犯罪以外(当然ですが)は容認されていた気がします。因みに私は60年代サイケ柄ワンピでキメ。きまっていなかったし今みると笑えますが。

     

    これだけ書くとなんて荒れている学校なんだ!とお思いでしょうが、生徒と先生、校風が素晴らしいと模範校として表彰されました。多感な時期ですから、個々では色々な問題を抱えていたのかもしれませんが、表面的には目立った諍いもなく、穏やかな日常生活でした。

     

    そんな学校では、先生方がことあるごとに自由の定義を唱えていました。

     

    何をやっていもいいのが自由ではない。

    自由の中では自分で考える力や判断を身につけ、己を律していかねばならない。

     

    なるほどね、今思い出しながら書きましたが、改めて自由は難しい。

     

     

    私の唯一のアクティビティ、水泳。

    プールの中にいるのは多くても20人程度、逆に私一人の時も稀にあります。監視員は基本二人っぽいのですが、彼らはいつもコーヒーを飲みながらお喋りしています。私は泳ぐ時間帯を決めていませんが、早朝と夜以外の時間帯は制覇しました。お昼時だからかな?おやつの時間かな?と日々観察していましたが、どうやら時間に関係なくフィーカしているようです。たまに6人くらいで丸テーブルを囲んでいます。打ち合わせでもないようです。これがスウェーデン風自由なのか...?

     

    遠泳レーンは一方通行ですが、逆走していても何も言いません。

    たまに2人が横並びになり、平泳ぎでお喋りしながら泳いでいても。

    そこでウォーキングしていても。

    子どもが4人、スロープにまたがって芋虫みたいにつたっていても。

    たまにその芋虫が落ちて遠泳者にぶつかっても。

    貫く無言。

     

    深いところの水深は3.8mありますが、ここで溺れてたら気付いてくれるの...かな。

     

    監視員は当然非常の際の訓練をされているのでしょう。

    でも彼らの仕事って...フィーカしながらも危険がないかチラ見しているのかしら...。でも注意しているのを見た事ないし...。

     

    監視員もそうですが、泳ぐ人々にとっても自由ってなんだろう...と思う水の中。何も言われなければ何をしても良いわけではありません。言われなければ気付かない事もあるでしょう。集中するとまわりが見えなくなっちゃうタイプもいます。悪気なく。思いやりってなんだろう...。

     

    次から次に湧き出るなんだろう地獄に発展する遠泳中の思考。

    いつも答えは出ません。

    今度はスウェーデンの中学校からやり直したいです。

     

    毎度お読み頂き有り難うございます。
    ↓抽象的な質問をしまくる面倒臭い生徒になりそうな
    私ですが、クリック頂けると嬉しいです。

    にほんブログ村 海外生活ブログ 北欧情報へ にほんブログ村 雑貨ブログ 北欧雑貨へ

    保存保存

    保存保存

    0
      | comments(0) | trackbacks(0) | 06:00 | category: 暮らし |
      Profile
      Selected Entry
      Archives
      Comments
      Search this site
      Sponsored Links