SIMPELT LIV

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    # フサスグリのジャム作り(レシピあり)

    海外生活

     

    北欧らしいことをしてみました。

    ジャム作りです。

     

    日本でも作っている方は沢山いらっしゃいますし、母もよく作っていました。でもジャム作りってなんだか北欧っぽい気がします。料理が好きじゃない私にとっては初めてのこと。勝手にハードルが高いと思っていましたが、なんとなく今年は挑戦です。

     

    使うベリーは赤いフサスグリ。

    今まで全く知りませんでしたが、裏庭には沢山実っていました。

     

    rödvinbär

     

    スウェーデンのサイトを検索していたら、超簡単レシピ!というページを見つけました。私にぴったり。ということで挑戦です。

     

    《材料》

    フサスグリ:1.5ℓ

    水:75cc

    ジャム用砂糖:700g

    グラニュー糖:300g

    バニラパウダー(不純物の少ないもの):ティースプーン1杯

     

    rödvinbärsylt

     

    砂糖の量が多過ぎる件はお見逃し下さい。

    なにせ初めてだったので、レシピ通りいきます。

     

    ‘蕕縫戰蝓爾反紊鯑れて約20分煮る。

    始めは中火で熱がまわったら弱火。ベリーからも水分が出てきて、ジャムを作っている感覚を満喫。

     

    rödvinbärsylt

     

    各砂糖とバニラパウダーを入れ、更に約20分煮ます。

    砂糖が加わった事により、ずっしりと重い感覚になります。そしてジャムを作っている自分に酔います。

     

    2个らおろし、ハンドミキサーで滑らかに。

     

    rödvinbärsylt

     

    食べる時にベリーの種が口に残って嫌がる人もいるでしょう。でも私の周りではそれを気にする人はいません。彼も寧ろ種があった方がいい、という事で、こしたりせずにそのまま進行。

     

    ぞし冷めたら煮沸消毒した瓶に入れておしまい。

     

    rödvinbärsylt

     

    一年を通して楽しめるわよ、とレシピに書いてありました。

    砂糖が多いと保存がきくことすら、知らなかった私。

    でもこれで冬を乗り切れます。

     

    肝心の味はどうかというと。

    想像通り、甘いです。でも美味しくできました。

    バニラパウダーの風味もまたよろし。

     

    パンに塗っても良いですが、私達は翌日の朝食でフィールミョルクという発酵乳製品に混ぜて頂きました。

     

    rödvinbärsylt

     

    ヨーグルトよりも酸味はすくなく、もっと液体っぽいフィールミョルク。お腹にとても良いとされていますが、私はあまり好きではなく、今まで数える程しか食べていませんでした。でもこのジャムと一緒だとなんだか食べれちゃいました。気分の問題でしょうか。

     

    ジャムを作ったからいる?と彼の両親に聞いてみました。材料を伝えると、砂糖合計1kgにスウェーデン人のお母さんでさえ驚いていましたが、喜んで頂くわと言ってくれました。優しさ発動。

     

    第一回目のジャム作りはこんな感じで終了です。

    もう少ししたらクロスグリ(カシス)が収穫できます。それはサフトという濃縮シロップにするとおいしいらしいです。砂糖を減らしたジャムにも挑戦したいので、第二回ジャム作りに向けて勉強したいと思います。この熱量が続けば、ですが。

     

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      # 怪物ビートルート

       

      収穫の秋。

      新米や栗やキノコや秋刀魚や....と次々に食べたいものが浮かびますが、スウェーデンでも秋の恩恵を受けました。

       

      夕食の食材を買い出しに行った彼ですが、袋いっぱいの荷物を抱えて帰ってきました。今日の食事はそんなに豪勢なのか?とちょっと期待しましたが、そうではありませんでした。スーパーでは収穫祭という名のセールが開催されていたようです。驚きの値段に喜んだ彼は、ここぞとばかりに野菜を購入。

       

      収穫祭

       

      写真の野菜、総額うまい棒約8本分でした。有り難いですね。私も嬉しいです。

      買って来たからにはもちろんこれらを使って料理しよう、と言う訳でちょっとリクエストしてみました。

       

      ビートルートのピザ。

      夏に旅先で食べたピザ(詳細こちら)があまりにも美味しかったので、あんなようなピザを生地から作ってみたいとお願いしました。もちろん彼も協力の上で。ところが欲しかった生地の材料はたまたま在庫切れ。仕方がなく生地は出来合いのものを買い、トッピングだけビートルートを使って作ってみました。

       

      pizza

       

      お、おいしい。今度は生地から作ってみたい、いや作ってもらいたいです。

       

      まだまだ残っていたビートルート。

      食後にはジュースにしました。

       

      rödbetor

       

      大きくて掃除が面倒なミキサー。滅多に使いませんが、ビートルートジュースにはぴったりです。欠点が一つありますが、その理由は後ほど。

      皮を剥き、ざっくり切ってからマシンに投入。

       

      rödbetor

       

      皮を向くと全部赤。手にも赤い色素が染み付き、洗ってもしばらく落ちません。食器やまな板はすぐに洗剤で洗えば大丈夫ですが、服についたら染みになるのでエプロン必須です。嘘みたいな赤色。ミキサー作動中はちょっとしたホラーシーンになります。

       

      リンゴ1/4と輪切りレモン2枚も混ぜ、出来上がったさらさらジュースはこちら。

       

      rödbetor

       

      知りませんでしたが、このビートルートジュースはスウェーデンでスーパージュースと呼ばれているそうです。栄養満点で血圧を下げてくれる働きがあるので、高血圧の方にはいいそうです。私は低血圧ですが好きなので飲みます。ビタミンCやアントシアニンという抗酸化物質も豊富なため、体の免疫機能を高めて風邪の予防にも最適なんだとか。ふむ。この色によってその信憑性も高まります。

       

      ここでミキサーの欠点。

      食物繊維も豊富なのに、悲しいかな、このミキサーはその大事な部分を奪ってしまいます。さらさらなジュースになって飲みやすくなる反面、繊維は排除されてしまうのでもったいないような...飲んだ後は何とも言えない複雑な気持ちになります。

       

      その大事な繊維部分。

      マシンを分解して洗う時に化けました。

      おい。捨てるでない。

       

      rödbetor

       

      お、お鎮まりを!

       

      水分が抜けたビートルートの食物繊維。食べ物で遊ぶんじゃありませんと教わりましたが、捨てる部分なので遊びました。だんごにして手が更に真っ赤になりましたが、繊維モンスターはこれで浄化してくれたと思います。

       

      でも実際もったいないことにかわりはなく。

      美味しいですし体にいいとはいっても、たまに飲むくらいがちょうどいいと思ったホラー現場でした。

       

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        # リンゴーン

         

        すっかり風邪が治り、早速スイミングにも行き始めたパートナー。本当にお世話をしていたのかと思うほど全く移らなかった私ですが、なにはともあれ元気な日常が戻って来て一安心です。

         

        臨時担当だった食事作りも元通り彼の担当になりました。

        早く食べたい。

         

        昨日、食事まで待ちきれずにキッチンへ行くと、彼があるものを渡してきました。

         

        lingon

         

        リンゴン。コケモモです。

        風邪で行けなかったコケモモ摘み。そのお詫びに一人でこっそり摘んで来てくれたのか?!と思いました。が、入れ物を見て気付きました。すうぇーでんのこけもも、と書いてある...。そう、普通にスーパーで買って来たそうです。

         

        森に行けばあるし元気になったら積みに行こうと言っていました...よね?

        というわけで、え?なんで?と特に喜びもしなかった私。彼は少しがっかりしていました。大喜びの演技などできないので仕方ありません。

         

        ただ、せっかくなのでケーキを焼いてみました。

        コケモモは酸味があり、このまま食べても甘みはありません。だいたいジャムにして肉料理と一緒に食べますが、ケーキに出来ないかと思って調べました。美味しそうなレシピをみつけたので、挑戦です。

         

        lingonpaj

         

        バターを沢山使うスウェーデン式パイ。

        洋梨も一緒に入れるレシピでしたが、コケモモだけしかなかったので強行突破です。上にはオートミールとバター、細かいココナッツと砂糖とカルダモン少々を混ぜ合わせて散りばめました。

         

        オーブンで35分。

        焦げました。

         

        lingonpaj

         

        慌ててアルミホイルをかぶせましたが、遅し。周りは黒く焦げてしまいました。その割に中央は生焼けに見えたので、竹串で刺しながらほじくりかえした跡が。なんとなく焼けている感じがしたので合計40分でオーブンから出しました。

         

        焼きたてを試食してみると...。

         

        lingonpaj

         

        美味しいと言えば美味しいけど...。食べているうちに慣れて来る、そんな味でした。コケモモの酸味なのか渋味なのか苦味なのか...何かが際立っています。また、バターの味も結構強く今後調整すべしな味でした。それよりもレシピ通り洋梨を入れるべきだったのか...。他にも勝手にまた色々やってしまいましたので、また練習して絶妙な味に近づけたいと思います。もちろん美味しい方寄りに。

         

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          # 嘘っぽい風邪

           

          パートナーが風邪を引きました。

          風邪の引き始めはいつもちょっと大げさに振る舞う彼。今回もそうでした。

           

          ぼくは、ゴホゴホ、ちょっと風邪を、ゴホ、引いたかもしれゴホゴホゴホ!つらいのをアピールしているように感じてしまい、私は逆にそれ嘘でしょ?と笑ってしまいます。本当につら、ゴホいんだゴホ!と言いながらうっすら笑っているので確信犯だと思っています。

           

          そんな訳で今回もたいした事ないでしょう、と適当に接していたらひどくなってきた模様。声はガラガラし、熱も上がっている様子で私はちょっと反省しました。大人しく寝ている彼をみて、本当につらいんだとやっと認識する始末。いつもは買い物&料理担当の彼ですが、今日は私が代役です。

           

          とりあえず何か食べたい、と言われましたが、私が料理をする場合とても時間がかかってしまいます。何かすぐに出来るものを...と買い物へ行き、一先ずこれでしのいでもらう事にしました。

           

          risgrynsgröt

           

          スウェーデン版ミルク粥、でしょうか。

          ええ、料理ではなくサッと温めるだけです。喉にも私にも優しい。

           

          お鍋にこの中身を出し、牛乳を少し入れてグツグツ。

           

          risgrynsgröt

           

          むにゅう。

           

          沸騰させるとこびり付いてしまうので、牛乳の割合や火加減がとても難しいです。うそです。難しそうに書いてみたかっただけです。

          出来上がりはこちら。

           

          risgrynsgröt

           

          シナモンをふりかけて食べますが、傾けた瞬間にどばっと出てしまいました。で、でも体に良さそうだし、と正当化。砂糖で味付けをするようですが、どの程度が好みなのかわからないので小鉢に添えて自分で調整してもらう事にしました。私もたまに朝ご飯としてこれを食べますが、むにむにで温かく美味しいです。おやつのような食事のような微妙な感じがまたいいです。

           

          寝室に持っていくと、彼はとても感謝し喜んでくれました。この程度で...。普段の行いや如何に。有り難がられて調子に乗った私は、他に何が食べたいのだ?言うがよい。と王様のように訊ねてみました。

           

          すると、先日私が作ったブルーベリーケーキがまた食べたい、と言い出しました。しばらくはもういいや、と思っていたのに...。でも病人のリクエストなので仕方あるまい、面倒臭さを押し込めて作りました。

           

          前回は分量が適当過ぎた&メモっていなかったため、もう同じものはつくれません。なので、今回はお手本レシピを元にきちんと記録を取りながら分量を調整して作りました。さて如何に。

           

          ブルーベリーケーキ

           

          今回も遊んだ為、出来上がりの見た目はひどいものです。でも相変わらずベリー配置作業が一番楽しいのでやめられません。

           

          味は思った通り前回とは違いました。ヨーグルトが多く、砂糖が少ない...?でも甘過ぎるよりはまだいいので、次に期待したいと思います。というか、そもそも一度もお手本通りのレシピで作っていません。そこに問題がありそうな気がしないでもないですが、3度目の正直、あると思います。彼は再び喜んでくれ、私も満足感にひたりました。

           

          風邪にケーキ。きいたことありませんが、病は気からです。

          普段味わえない私の優しさもプラスし、気持ちから風邪を撃退できるよう願っています。

           

          余談ですが、あのミルク粥。

          ソーセージのような形状でしか包装できないのでしょうか。一食分いつも余ってしまいますが、この状態では保存したくなく...

           

          risgrynsgröt

           

          他の容器にいれかえます。

          封を破る時は包丁をグサっと刺し、むにゅっと出します。高確率で手が汚れます。本当はもっとスマートな開け方があるのか...?同じ形状で詰め替え用のジャムも売っていますが、これも同じく手がべとべとしちゃいます。そこで考えました。もし低コストで画期的な包装ができたら?

          小さな不便さから始まるサクセスストーリー。特許取得→大ヒット→お金持ち。肝心なアイデアは無いくせに、ぐへへとにやつきながらお粥をあたためた、わたし。どうでもいいですね。以上です。

           

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            # シュールストレミングの季節

             

            待ちに待った季節が今年もやってきました。

            解禁日から少し過ぎてしまいましたが、頂きました。アレ。

             

            surströmming

             

            そう、世界一臭い食べ物シュールストレミングです。

            塩漬けされたニシンを缶の中で発酵させたものです。youtuberなどの格好のネタであるこの缶詰。実際臭いですが、皆さんのリアクション程ではないと私は思っています。もう麻痺しているのかもしれませんが。散歩中にどこからともなく漂う異臭はこの時期北スウェーデンではあるあるです。何も知らずにその匂いに遭遇したら悶絶間違いなしでしょう。南では食べる習慣がないため、食べた事がない&苦手なスウェーデン人も沢山いるそうです。

             

            今年も彼の両親宅で食べました。フィーカだけだと思って遊びに行っていた私と彼。キッチンからプーンとやって来たその匂いは我々の不意をつき、少し目眩を覚えました。何故か毎年この匂いを嗅ぐと笑ってしまいますが、慣れとは恐ろしいもので、しばらく経つとどうでもよくなります。

             

            食卓にはいつもの材料がずらりと並んでいました。

             

            surströmming

             

            ジャガイモ、タマネギ、トマト、バター、サワークリーム。ネギは忘れたそうです。これをパンに乗せてたべますが、ニシンの処理がけっこう面倒臭く、私は毎年フォークとナイフで苦戦を強いられます。

             

            ニシン内部、ちょっと生々しい画像がこちら。

             

            surströmming

             

            この見た目に悪臭も兼ね備えているかと思うと、食べる気が失せそうですね。でも私の食欲は増す一方。中心にある骨と背びれ、外側の皮を除去します。なかなかうまく出来ずに思わず手を使いたくなりますが、そうすると手が臭くなるので我慢。食器をカチャカチャならしながら作業し、ようやく食べられるようになります。

             

            surströmming

             

            小骨が残っていますが、気にしない私。柔らかいのでこの程度なら無視です。

             

            彼は食わず嫌いでした。彼がこれを食べるのは3シーズン目です。

            良くも悪くも私は何でも食べるので、影響されて食べるようになりました。が、その為この骨とり作業に慣れておらず上手く出来ません。年に1、2度しか食べない物なのでわざわざ練習する必要もないと思い、彼の分の骨とりも私が処理します。なので食べ始めるのは遅くなり、結果最後まで毎年食べている私。正直に言いますと、食べる量も皆さんより多いのですが。

             

            封切った缶の中身は保存できません。残ったら全て捨てない異臭が漂うので、必ず密封して捨てないといけません。味は好きでも匂いは別。食べた後の方が私は少ししんどくなります。例の匂いが鼻から抜ける感じが続くので、早く歯磨きがしたくてたまらなくなります。でも美味しくて毎年食べちゃう矛盾...。

             

            今年、私達はもう一度食べる予定です。自宅で。

            解禁日直後に一缶買っていました。いつにしようか...。窓を全開にして挑みたいので、天気と相談しながら日取りを迷い中です。

             

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