SIMPELT LIV

som är inte så simpelt
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    # 怒られちゃった

     

    先日、夕方のティトの散歩を彼にお願いしました。

    最近はなかなか3人で散歩に行けず、私か彼のどちらか一方だけがティトを連れ出します。最初の頃、別々に行く事があってもティトが安心出来るよう、それぞれ同じ道を散歩する事にしていました。でも最近では新しい道でも臆する事無く進むティト。朝は15分位ですが、天気がいい日の昼と夕方の散歩は30分以上楽しみます。

     

    ところがその日、予想以上に早く彼らは帰宅しました。

    彼は帰るなりちょっと話がある、と暗い表情。このパターン...。また誰かから注意を受けたかな、と心の準備をして聞いてみると...。

     

    どうやら彼は普段私が行く方向とは逆の道を散歩したそうです。ティトは少しずつリードを引っ張らなくなってきましたが、まだまだ色々なモノに興味津々でぴょんぴょんしながら歩きます。匂いを嗅いで情報を集める事も怠りません。そんな感じで歩いていたら、ある家の敷地にちょっと入ってしまったようです。彼曰く、1mにも満たなかったそうですが。

     

    すると庭先にいたその家のご夫婦が突然怒りだした、との事。

    あっちへ行け!その犬をそこから早くどかせ!とかなりの勢いで叫ばれてびっくりしたようです。慌ててティトを抱きかかえ散歩をやめて帰ってきたのですが、その間に彼も怒りがこみ上げてきたらしく...。私に話している最中はとても興奮していました。

     

    ティトがそこで排泄をしてしまったのか?

    そしたら怒る気持ちもわからなくもない。しかしティトはただ敷地の入口に立っているポストの柱を、くんくん嗅いでいただけだったようです。

     

    犬が嫌い?

    否。その夫婦の側には大型犬一匹と小型犬二匹がいたそうです。3匹も飼っていれば散歩中に犬が匂いを嗅ぐのはわかると思いますし、オスであればマーキングをするのも当然承知なはず。自分の家の前ではさせたくないのでしょうか。でもたぶん彼らの犬達も他所のお宅の前でしているはず。今は雪だらけなので水で流しても意味ないですし...。

     

    はて?

    年配のご夫婦。何故そんなにご立腹?

     

    彼は怒りと悲しみの間を行ったり来たりしていました。

    ティトがあのじじいおじいさんに怒られているような気がして可哀想なのと申し訳ないのと...でも初対面の人に対してもっと違う言い方あるよね!?隣にいたばばあおばあさんも超不機嫌そうな顔しててすっごい嫌だっ!と。

     

    tito笑顔

     

    てへ。怒られちゃったー。

     

    彼はグーグルマップでその家を私に見せ、そこの家には絶対に行くなと念を押しました。ティトも可哀想だし、私にも同じような気持ちになって欲しくないからだそうです。

     

    田舎の街は狭い社会です。誰が誰と繋がっているかもわかりません。都会ならいいかというとそうではありませんが、特にそんな場所で感情を露にするってすごいなと思わずにはいられません。もしかしたら彼もティトも気付かぬうちに何かやってしてしまったのかもしれませんが、もうわかる術も関わる事もなく...。

     

    行くなと言う彼。

    そう言われると行きたくなる私。

    一度そのじじいとばばあとやらのお顔を拝見したい...。

    もちろん一人でですが。

    そして嫌味な小姑のように、くわばらくわばらwと唱えたいと思います。って一番嫌な奴は私かもしれません。

     

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      # 目前でのキッスはどうする

       

      彼の兄弟に新しい彼女が出来ました。

      付き合い始めて恐らく2週間ちょっとでしょうか。兄弟曰く、彼女はパーフェクト!らしいです。お熱いことで。

       

      そんな2人が週末遊びに来てくれました。

      犬好きらしい彼女はティトに会えるのを楽しみにしてくれていたようです。兄弟は彼女を私達に紹介したかったようで、一石二鳥。

       

      やってきた2人。

      ティトはもう大はしゃぎで、私達&兄弟カップル&巨大ぬいぐるみの間を駆け回ってかまってもらいました。静電気が起ころうとお構いなし。

       

      静電気

       

      犬が好きな人の事をわかるのでしょうか、特に彼女に飛びつき思いきり甘えていました。遊び疲れて大人しくなったところで、私達はフィーカタイム。ティトは人に囲まれ、おやつも貰えたし楽しかったし、大満足だったのでしょう。テーブルの下でコテっと眠りについてしまいました。

       

      誰でも時間をかけないと本当のところはわかりませんが、彼女の第一印象は兄弟が言うようにとても良さそうな人でした。仲睦まじい2人を見て、いい人と巡り会えて良かったねーと思ったのですが...。

       

      一つ問題が。

      たぶん私が典型的な日本人だからこそ戸惑う事なのでしょうが、このほやほやカップル、目を合わせたかと思うとキッス。あはははと笑い合ったかと思えばキッス。っていうか何もなくても突然キッス。

       

      やめてくれ!という話ではありません。感情のままにどうぞキッスなされ、と思っています。ただ、そんな時私はどうしていいのかわからなくなり、かなり挙動不審になります。彼の両親も仲良しなので、なんの前触れもなく抱き合ってスースキスースキスー。

       

      目をそらすべきなのか?

      なんかそれもしらじらしい。

      じゃあずっと見ている?

      それは私が耐えられない。

      故に、チラチラ目線を動かしまくる事になります。

       

      郷に入っては郷に従えといいますが、これはたぶん一生無理そうです。未だに馴れませんし、当然私と彼は人前ではしません。

       

      間接的に聞いた話ですが、そんな私達を彼の両親は心配していたようです。あの2人の関係は大丈夫なのか、と。そしてある時は直接言われました。あなた達も気にせずキスしていいのよ、と。

      あははははは.......無理。

       

      パートナーはそんな私の性格を尊重してくれるので助かっていますが、両親を心配させるのは良くないので、一応説明した事があります。

      日本人はハグの習慣もなし。私の場合で言うともちろん子どもの頃はありますが、大人になって家族とハグしたこともなし。むしろ避けたい。恥ずかしいと言うより、なんというかぞくぞくしちゃうと言うか...。恋人同士が家族の前でキス?オーマイパスタ!有り得んです。と。

       

      すると言われました。

      ハグやキスをしているのは2人が愛し合っている証拠であり、それを見ると私達も幸せになる。

      ふーん...。そういうものなのか...。じゃあ我々も...ってなるわけない。熱い抱擁やキスをしないからと言って私達は仲が悪い訳ではありません。そこはご理解頂くとして...。

      接吻を目前に人はどうしているのか。

      私以外の人達の目線を確かめた事があります。

       

      だいたい直視して微笑んでいます。

      彼の家族内の場合、例えば両親と他カップルもしくは夫婦がいたとします。両親がチュウ→それを見た他カップルが微笑む→つられてチュウ。ちゅうちゅうちゅう。米食ってちゅう。

       

      愛のかたちは人それぞれです。

      喧嘩を目前で見せられるより、よっぽどキスの方が喜ばしいのは確かです。

      でも私は今後もするつもりはありませんし、目線や表情に困る事は必須。

       

      というわけで、ティトにチュウでやり過ごそうと思います。

       

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        # 思う存分暮らす

         

        犬は可愛いと思っていましたし、実際に飼えたらどんなに楽しいだろうとずっと想像していました。それが叶った今、想像していた以上に可愛くて一緒にいるのがとても楽しい毎日です。

         

        実際に飼ってみないとわからない事は沢山あり、上記のような気持ちもそのうちの一つでした。

         

         

        ティトは綺麗な緑色の目をしています。

         

        gröna ögon

         

        この目を見ながら思う事。

        お互い健康であってもティトの方が先にいなくなっちゃうんだよな...。

         

        私は本来色々と考える事が好きですが、時としてそれが行き過ぎます。犬の平均寿命は周知の事実で、今考えるべき事ではないとわかっていても、その時を想像すると既にウルっときてしまいます。想像でこれだから実際はもっときついでしょう。はたまた、それまで培った私達の歴史から、自然と受け入れる事が出来るようになるのでしょうか。

         

        彼の叔父さんは動物の保護や犬ぞりなどの仕事をし、今までずっと犬と一緒に暮らしてきました。その為色々な知識や経験があります。人が来ると興奮してはしゃぎ廻り、噛みまくってしまうティト。ところが先日、その叔父さんがきてくれて抱っこされたとたん、ぺろぺろ舌を出して大人しくなりました。明らかに私達を含む他の人達とは違うその態度。さすがです。

         

        その叔父さんの愛犬、ローケが年末に亡くなりました。

        正確には安楽死です。

         

        ローケはノルボッテンスピッツという狩猟犬でしたが、狩りが苦手で遊んじゃう可愛い犬でした。平均寿命を遥かに超え、16歳ちょっとで最期を迎えました。晩年はお腹をこわしたり、肉球を痛めて思うように歩けなかったりしましたが、エキスパートである叔父さんが介護をした甲斐あって、それだけの長い期間生きる事ができました。老犬の不調は回復の見込みがない事も多く、その歳での手術や延命治療は犬にとって負担になってしまいます。犬のため...というのは人間のおごりかもしれませんが、叔父さんは決意してローケを安楽死させました。

         

        その決断やいかほどに。

        もっと一緒にいたい、生き延びる希望を込めた延命治療。

        寿命を考慮し、楽にさせるため安楽死。

        どちらが悪く、どちらが正しいのか、なんとも言えません。

        ただどちらにせよ私達にもいつかはそういう日がやってきて、犬の最期を看取る事になるでしょう。今回の叔父さんの判断を私は尊重しますし、その気持ちを思うと心が痛みます。

         

        その後叔父さんはローケがいなくなった家で一人の暮らしが始まり、がらんとした空間にたまらなくなるようです。

         

        私自身ローケに救われる事が何度もありました。

        彼の親族との旅行や会など、飛び交うスウェーデン語に辟易しローケに癒されました。遊びに行くといつもしっぽを振って出迎えてくれました。そうして戯れていたとき、撫でているうちに抜けた毛を集めてフエルト玉を作っていました。今それを見ると悲しくなりますが、感謝の気持ちを込め、その毛玉であるものを作りました。

         

        loke

         

        どうもありがとう、ローケ。

         

        一年後なのかいつなのか...。

        いつか叔父さん宅のローケ写真に添えたいと思います。

         

        でも今。

        時には想像もいいですが、刻々と成長する今のティトとの時間がなによりも大切です。後悔しないよう、思う存分一緒に楽しく暮らしていきたいと思います。

        その前に。

        我々がおだぶつしませんように。

         

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          # 花火でスタート

           

          明けましておめでとうございます。

          2018年スタートです。

           

          こたつでうたた寝をして、適当に起きたらとりあえずミカンを食べてテレビ。そしていつの間にか出来上がっているお正月料理を食べてまた眠る...。

           

          いつかそんな風に新年を過ごしたいなぁと夢みています。実際子どもの頃にそうしていましたが、できない事を無性にしてみたくなるのは人間の性でしょうか。この時期にいつか日本に行けたらと思いながら毎年年始を過ごしています。

           

          近所でドスドス打ち上げられる花火を、今年も家の中から見て新年を迎えました。

           

          花火

           

          雪がちらつく中、暖かい部屋からみる誰かの花火。最高です。

           

          夏は一切花火をしません。夜中も明るいからでしょうか。昔、旧正月の頃に中国へ出張に行きましたが、連日ものすごい爆竹の音で賑やかだったのを覚えています。そこまでいかないにしろ、ここでもあちこちからそんな音が聞こえて来るお陰で、お正月気分が一瞬味わえます。

           

          31日の夜から深夜1時頃まであちこちで花火があがっていました。普段は音に敏感な住民もこの時ばかりは一切おとがめなし。

          ただ、それにはルールがあります。

          元日のニュースを見ていたら、花火でやけどをしたり怪我をした人達が大勢病院に運ばれて来たとありました。そのうちの95%が男性であり、40%強が18歳以下の若者らしいです。ボーイズ...。

           

          そもそもスウェーデンでは18歳以下の花火購入と使用が禁止。購入の際に身分証の提示が必要です。更にアルコール同様、大人が買って子どもにあげるのも禁じられています。日本のような繊細な花火ではなく、ほとんどがロケット花火や打ち上げ系なのでそういったルールができたのだと思います。ただ、悪い人はいるもので、遊びたい若者達にこっそり売る大人達がいるそうです。そんなこんなで結果、若者のケガ人が毎年運び込まれます。それでも花火の火薬量を調整したり、成分を見直したお陰で年々ケガ人は減ってきているんだとか。

           

          自治体によって花火をしていい時間帯も決まっています。

          早いところでは18時から花火解禁。終了時間もまちまちですが、一番遅い自治体は夜中3時まで許可されています。中心街や老人施設、病院や重要文化財付近では禁止。その他なら住宅地だろうがどこでもどうぞ、らしいです。

           

          そういえば...。

          あれは日本での事。

          以前パートナーと彼の兄弟を連れて私の実家へ行った時、まだ小さい私の甥や姪も一緒に皆で遊ぶつもりで花火を買いました。花火は下を向け、人には決して向けず、ましてや振り回さない。そういう認識の私を含む家族、日本チームでしたが、スウェーデンチームは違いました。綺麗だねー!とはしゃいで花火を持った腕を上げ、頭上でクルクルしながらヒーハー叫んでいました。もちろん子どもからは離れていましたが、危ないし子ども達が真似するからやめてと言うと、何故?と言われました。だって楽しいし綺麗じゃない?だそうです。たしかに綺麗だしエキサイティングですけども...。

           

          怪我で運ばれるうちの95%は男性、という統計がとても腑に落ちました。

           

          楽しさも大切ですが、健康であってこそ。

          お年寄りのような一文と共に、2018年も元気に過ごしていきたいと思います。

           

          皆様にとっても良い年になりますように。

          今年もどうぞ宜しくお願い致します。

           

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            # 芸術に触れる

             

            ほとんど家にいる私ですが、先日友人からお誘いがあり出掛けてきました。

            街でコンテンポラリーダンスの公演があり、チケットが余っているので一緒にどうかとの事でした。

             

            私は芸術は好きです。

            でもわかりません。これは観に行きたい!と思うものがあれば観に行きますが、こちらに来てからというもの元々出不精だったのが更に出不精になり、誘われなければあまり行く事がなくなりました。

            結論から言うと、今回とても行って良かったと思いました。素晴らしい公演だったのと、私が感じた内容がタイミング的に色々考えさせられるものだった、というのが理由です。

             

            彼の家族の中にはコンテンポラリーダンサーがおり、長年踊ってそれを仕事にしていました。ただ年齢的に厳しくなり、昨年一線から退いて全く違う仕事を始めました。まだ時折出演する事はあるようですが、体が悲鳴を上げていてきついと嘆いています。スポーツ選手もそうですが、生涯を通してやり続けるのは非常に厳しい世界だと思います。安定を求めるなら出来ない仕事であり、心身共にいわゆる”くる”類であると思われます。それでもプレイしたい、演じたいと思わせる強烈な何かがあるのでしょう。それを今回は舞台から非常に強く感じ、感動してしまいました。

             

            重ねて言いますが、私は芸術がよくわかりません。

            でもそれでもいいと思っています。感じ方は人それぞれであり、芸術に正解はないと思っています。その上であなたはどう感じたのか、私はどう観たのかなどを一緒に行った人と話し合うのが楽しいと思います。一人の場合は感じた事をぐっとかみしめて余韻に浸るのは心地がいいものです。

            でもふと思いました。

            舞台を創り上げた人達からしたらどうなのか。ここだけは感じて欲しい、これだけは伝えたいという想いはきっとあるでしょう。それを例えば私が感じられない場合、演じる側はどう思うのでしょう。そんな事を考えていると、わからなくって申し訳ない、と思ってしまいます。また、作者の本当の気持ちを聞くのも時には面白く、なるほどと感じるのも楽しいと思っています。

             

            ただ、あまりにも明確にしすぎると押し付けがましく感じてしまい、興ざめします。泣かそうとしているのがわかる小説は読んでいるうんざりしますし、感動を全面に押し出されると全く感動しないのも確かです。私は、ですが。

             

            今回は恐らくそのバランスが私にとってとても良かったんだと思います。なんとなく状況がわかり色々な捉え方が可能で展開が気になる、そしてなによりもエネルギーが伝わってきました。普段、情熱とはほど遠く生きている私ですが、捉えましたパッション。

            衣装、照明、色、音楽、他の諸々も含め全てがマッチしていました。

             

            同じく海外に住んでいる友人が最近沢山写真を見せてくれました。その国の古い建物や現代的な部分や美術館など。私の暮らす街は都会ではないので限界があるにせよ、色々と興味を持って外に行こう、そして何か気付けるようになろう、と強く感じました。いいタイミングで私も芸術に触れる事ができ、友人のそんな写真にも励まされ、既に始まっている冬を乗り切りたいと思います。

             

            因みに公演のテーマは、ざっくりいうと私達が暮らすこの世界と死者の世界についてでした。

            私が猛烈に感じた事とは。

             

            明日は我が身だな。

             

            2つの世界は背中合わせです...。

            これからも帰ってこられる場所でずっと遊んでいたいと思います。

             

            余談ですが、私は昔ヒップホップダンスの教室に数回通っていたことがあります。中目のおっしゃれーな場所にあったスタジオ。なのにださすぎる私。壊れそうな、いや壊れていたロボットダンス、まったくビートに乗っていない体内リズム、皆無なパッション、もちろんやめました。ヒップホップ音楽さえ聴かないのになぜ習ったのでしょう。私の七不思議の一つです。

             

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